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# 相続

「6000万の遺産、9割オレがもらう」DV男のヤバい言い分に、40代女性が仕掛けた壮絶逆襲

およそ6000万円分の財産を遺し、78歳で亡くなった久保優子さん(仮名、以下同)。DVをしていた夫の健二さん(79歳)には絶対に遺産を渡すまいと、自身の妹に遺言を預けていました。健二さんは優子さんの死後、遺言がないか自宅を探し回りました。…が当然、見つかるはずがありません。遺言が存在しないと思い込んだ健二さんは、「遺産分割協議」の準備を始めたのでした。しかし…。

父からのメール

もし、夫が遺言を見つけたとしたら、勝手に開封して破棄していた可能性もあったでしょう。上述のとおり、もちろん勝手に開封することも、破棄することも決してやってはいけません。破棄や隠ぺい、改ざんしたとなれば相続人の欠格事由に該当し、相続する権利が失われてしまうことになります。

ちなみに、悪意ある相続人(今回のケースでいえば夫)が誰にも気付かれずに遺言を家の中で発見し破棄した場合、他の相続人が遺言の存在を主張し、それを認めさせるには相当の困難が待ち受けているでしょうが。

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遺言の存在を知らない夫は、優子さんの財産をまとめるなり、長女の宏美さんと長男の隆さんにメールでこう伝えます。

「財産はほとんど俺がもらうつもりだ。お前たちには何もないという訳にはいかないから、現金を200万円ずつ渡すことにしようと思う。そのつもりで今度の家族会議に臨むように」

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