白昼堂々開かれる「既婚者合コン」…初対面で不倫事情を“大解放”しあう大人たちのヤバすぎる「光景」

平井 仁美 プロフィール

自称「友達作り」

私が行った会は数十分単位で目の前の男性が移動していき、席が近くなった人たちと自然に話すようなシステムでした。

Uさんが私の目の前に現れたのは開始1時間くらいの時。30代で総合商社勤務。いわゆるイケメンの彼は会場内でも目立っていました。

「俺意外と真面目だから彼女とかは作らないよ~」

そう語る彼には奥様と1歳の子供がいます。こういった場で出会う女性はUさんにとってあくまで「友達」なのだとか。嫁は自由人である自分のことを理解してくれている、と話します。

不倫する側はよく「自分勝手」を「自由」と言い換える傾向があります。どうしてもUさんの奥さんのことを想像してしまう私。まだ小さいお子さんとふたり、こんなUさんの帰りを待っているはず。

「この近くに家と別でマンション借りてるから、この後寄ってく? 二人で飲みなおしたいな」

Uさん、「友達」ってなんですか。

 

不倫男の嘘と元探偵の嘘

次に私の前に座ったのは、先ほどのUさんと打って変わって物静かなEさん。医療関係のお仕事をされている20代後半の男性です。なんとEさんは奥様の不倫疑惑が先に出ているようで…。

「今日自分は友達に誘われてきてるんです。特に目的はないんですけど。俺たち子供もいないから、まあお互い自由にやってた方がいいのかなとも思いますよね」

年相応ではあるものの、生活感がないEさん。Eさんはその後も「自分は籍が入っているだけで、他は未婚と変わらない」といったような話を続けます。

しかし、「友達ってどの方なんですか?」という質問をうやむやにする彼。Eさんの話からはなんとなく嘘の香りを感じました。その目的はわかりませんでしたが、確かにこの会ではいくらでも自分を偽ることが出来ます。

職業、年齢、結婚歴、家庭の状況、恋愛事情…かくいう私も未婚の元探偵。嘘と嘘のせめぎ合いです。ひとつ空けて隣の席からは、美熟女を口説くUさんの元気な声が聞こえます。「既婚者合コン」、混沌としていました。

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