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スイカの果肉はもともと黄色だった? 今日は「スイカの日」

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

もともとは黄色だったスイカ 

今日、7月27日は「スイカの日」です。

 

これは、この時期に最盛期を迎えるスイカの皮にある模様が綱(つな)のように見えることから、「夏(7)の綱(27)」という語呂合わせに由来するものです。

スイカにはその赤い色の元であるリコピンやビタミンB1やB2、リンや鉄分が含まれており、夏バテの防止などの効果が期待できます。

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我々からするとスイカはデザートやスイーツとして提供されるものというイメージがありますが、その果肉は炒め物など普通の料理にも使われます。ちなみに、農林水産省によるとスイカ、メロン、いちごの三種は果物のように扱われる「果実的野菜」とされています。

スイカの歴史は長く、古くは古代エジプト時代にまで遡ります。

かのツタンカーメン王をはじめとするファラオの墓からスイカの種が出土しているのです。

このころのスイカは品種改良が進んでおらず、今のような甘いデザートではありませんでしたが、その実には豊富に水分が含まれていることは現在と変わらないために「死の旅路」のお供としてお墓に供えられていたのです。

また、そのころのスイカは一般的な赤色ではなく黄色をしていたとされており、近代に品種改良を行って甘みが増すにつれて赤くなっていったとされています。

スイカ割りの公式ルール?

さて、最後に「スイカ割り」についてお話ししましょう。

スイカ割りは目隠しをしてスイカを棒で叩くゲームの一種で、経験がなくとも日本人なら誰しも耳にしたことのあるものではないかと思います。

実はスイカ割りには「公式ルール」が存在することをご存じでしょうか?

日本すいか割り推進協会の認定したルールによるとスイカ割は競技者と数人のサポーター、審判員によって成立するゲームで、特に審判員は「スイカの一番甘い部分はどこか?」などの5つの質問のうち3つ以上に答えられる必要があります。

競技者は1分30秒のうちに3回棒を振り、スイカの当たり方によって点数を獲得します。一番点が多いのは赤い果肉が見えた場合で5点から10点を獲得することができます。

ちなみに、競技規則の一番最後に書かれているのは「競技場所は、勝負の勝ち負けに関係なくきれいにしゴミは持ち帰ること」です。

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