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「コロナ禍無視の夏休み特集」で攻めまくり…!“五輪手のひら返し”ワイドショー批判のウラで話題の『ラヴィット』

木村 隆志 プロフィール

帯番組の定着には時間がかかる

元をただすと、なぜ『ラヴィット!』がここまで批判を受け続けてきたのか、釈然としないものがある。

確かに、夜のバラエティでよく見るようなチェーン店、コンビニグルメ、日用品などのランキング特集を連発し、「ありきたり」「なぜ朝にこの内容?」などの声があがっていたが、あくまで新番組であり、「放送しながらブラッシュアップしていけばいい」だけのこと。ましてや、他局がやらない番組をやろうとしているのだから、最初から完成された番組を求めるのは無理がある。

視聴率についても、高年層の視聴者がベースの番組と、若年層やファミリー層を狙った『ラヴィット!』が比べられるのは理不尽であり、実際、広告営業の点で見ると、ここまでの結果は決して悪いものではないという。

 

何より、毎日同じような内容を同じ時間帯に放送している『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)、『スッキリ』(日本テレビ系)、『めざまし8』(フジテレビ系)と比べれば、視聴者に選択肢を与える“多様性の担保”という意味で『ラヴィット!』の存在は貴重だ。

もともと帯番組は定着するまでに時間がかかるものであり、過去の番組で言えば、同じTBSの『はなまるマーケット』がまさにそうだった。

『ラヴィット!』は理不尽な批判を無視して放送を続けることさえできれば、それなりに定着していくのではないか。

あとから振り返ったとき、「評価されるようになったきっかけは、コロナ禍の中、オリンピックが開催された2021年の夏」と言われるのかもしれない。

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