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「コロナ禍無視の夏休み特集」で攻めまくり…!“五輪手のひら返し”ワイドショー批判のウラで話題の『ラヴィット』

木村 隆志 プロフィール

オリンピックの優先順位は低いまま

一週間前を振り返ると、「超一流料理人がガチ採点。冷やし中華ランキング」「H&M最旬コーデ」「一番おいしいソーセージ」「一流グルメ芸能人のお取り寄せ」「びっくりドンキーNo.1ハンバーグ」など、番組スタート時から定番となっている衣食ジャンルの特集を放送していたから、ここにきての違いは歴然。

27日の放送では、サンリオピューロランドの特集にちなんでスタジオにキティちゃんが生出演し、出演者たちを大はしゃぎさせていた。

『ラヴィット!』は「日本でいちばん明るい朝番組」というコンセプトを掲げているが、夏休みとオリンピックの到来をきっかけに明るさのギアを1つ上げてきたのではないか。

ちなみにその27日の冒頭、「あの『ラヴィット!』でオリンピックの映像が流れた」ことが“異変”としてニュースになっていた。

連日、五輪ニュースが飛び交う中で…/photo by gettyimages
 

つまり、それくらい独自路線を突き進んでいる番組ということなのだが、その内容を確認すると、わずかに数十秒のみ。しかも「7月27日は、前日まで金メダリスト最年少記録を持っていた岩崎恭子が金メダルを取った日」であることから、オープニングトークの「幸せだなぁと感じたことは?」というテーマに引っかけたものに過ぎなかった。

やはり制作サイドの「地元開催のオリンピックと言えども、プライオリティを上げない」という姿勢はブレていない。

ワイドショーが軒並みオリンピック一色になっているほか、『あさイチ』(NHK)も開催期間中は放送していない今、『ラヴィット!』はオリンピックに興味がない人々にとっての貴重な受け皿となっている。

MCの川島明は、曜日レギュラーのぼる塾、見取り図、ニューヨーク、宮下草薙、東京ホテイソンら若手芸人に伸び伸びとやらせつつ、しっかりコメントで笑わせる、さすがのスキルを発揮。当初は若手芸人たちが生放送でのコメントに不安を見せていたが、徐々に改善されつつあり、明るさと笑いのレベルは確実に上がっている。

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