夫が平気で「パンツ一丁」になる妻には「つらい未来」が待っている

女優・中村メイコが語る「人生のヒント」(1)
中村 メイコ プロフィール

夫婦の越えてはいけない一線

しかしこれから先の人生では、自分のことを自分でできなくなるかもしれない。足を悪くして歩けなくなる人もいるし、認知症になって自力で生活できなくなる人もいる。介護が必要になる日だって、そう遠くはないはずだ。

夫婦が互いに助け合うにしても、甘えすぎてはいけないと思う。 「ここまでは夫に、妻にやってもらうけど、ここから先は自分でやる」と決めないと、お互いが生活を続けるのがつらくなってしまうからだ。

 

たとえば私たち夫婦は六十年以上一緒にいるが、相手の前で着替えをすることができない。裸を見せるのが恥ずかしいし、「男だからパンツ一丁でいい」なんていう人を私は好きになれない。

「あなたは私の着替えを見ないで偉いわね」なんて言うと、夫はいつもこうやって切り返す。

「キミの裸なんて見たかねえよ」

他人行儀なのかもしれないが、夫婦が守ってきた「三十八度線」は、人生の最後まで踏み越えないほうがいいと思うのだ。 私はメイクをしている姿も、夫に見せないようにしている。つけまつげを付けて いる姿を見たら、夫も怖がってしまうはずだ。

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