謎の団体・暗黒通信団がただ一つ掲げている、守るべき「ルール」とは…?

数千回も繰り返してきた「喧嘩」の歴史

『円周率1,000,000桁表』『暗黒通信団の公開鍵』など、ユニークな出版物で知られる団体「暗黒通信団」。前編「謎の団体・暗黒通信団が、予想外の“奇書”で「イヤガラセ」を続ける理由」では、実際に出版している本を紹介しつつ、その出版哲学について話を聞いた。しかしまだまだ組織自体は謎に包まれている。内情についてより深く聞いたところ、団体の意外な「ルール」が浮かび上がってきた…。

シ(し)
役職は「下っ端」。主に事務作業や広報、問い合わせ対応など、暗黒通信団の「雑用」を引き受けている。主な著作は『ソートされた本II』『日常でつかうアルゴリズム』など。
嵐田源二(あらしだ・げんじ)
暗黒通信団の「オフ会部長」。主に同人誌即売会後の打ち上げのセッティングを担当している。相対論への愛が深く、『「ウラシマ効果」物語』『こう見えて相対論』など関連する著作が多数ある。
嵐田源二氏(左)とシ氏(撮影:村田克己)
 

守らなければならない唯一のルール

――ここからは、「暗黒通信団」という組織自体について伺っていきます。まずメンバーは何人くらいいるのでしょうか?

嵐田:100人くらいですかね?

:正確な数は把握しようがないです。そもそも団員の定義が、「自分が暗黒通信団員だと思っている者」なので、何が何やら全然わかんなくて…。たとえばTwitterアカウントのフォロワーは今6500人くらいですが、その人たちが全員団員の意識を持っているかというと疑問ですし。

一番メインのメーリングリストに登録されているのは100人くらいですけど、そもそもメインが2つあったり、当然ながらメイン以外のリストもあったり。もはや定義があってないようなものです。

――そのメーリングリストでは、具体的にどのようなお話をされているのでしょうか?

嵐田:いろいろですよね。本当に雑多なトピックで。

関連記事

おすすめの記事