逃げる不倫男
次に養育費ですが、こちらも男は消極的な態度しか示さなかったといいます。
男は「借金があるから」などと言い訳をするばかりで、「それについては待ってくれ」と言うばかりだったといいます。祐樹さんは「もともとそいつは払うつもりがないんだろう」と言いますが、実際、手を変え品を変え、言い訳を並べ立てるだけだったようです。
そもそも妻は「妊娠していることが分かったとき、彼と一緒になりたいと思ったの」と言い、この男との再婚を考えていたそうです。しかし、男は「勝手なことをするなよ。子どもはあきらめてくれよ」と中絶を求めてきていたのです。

もちろん、男は最初から妻が既婚者だと分かっていたはず。万が一の場合、妻は奈落の底に突き落とされることはわかっていたはずなのに、妻と肉体関係を結んだわけですが、いざそうして妻は男の反対を押し切って出産に踏み切ると責任逃れに終始しているというわけです。
妻は「彼にはちゃんと責任をとってくれないと、どうなっても知らないから…あなた(祐樹さん)に包み隠さず話すからねって話したんだけど…」と当時を思い出しますが、男は「やれるものならやってみろ。困るのはそっちじゃないか!」と反論してきたそうです。
そうして結局、男は妻のLINEをブロック。電話は着信拒否、メールは受信拒否をしたので音信不通になってしまったのです。