孫正義を「孫ちゃん」と呼ぶ…ソフトバンク取締役「72歳天才女性投資家」のスゴすぎる正体

週刊現代 プロフィール

襟川氏は孫氏を始めとした名だたる有名企業のトップに対し、臆するところがまったくない。それは若い時から一貫しているという。'80年代後半にコーエーに在籍していた元社員が振り返る。

「まだうちの規模が小さい頃、'88年に任天堂のファミコン用にソフト『信長の野望』を卸すと決定したことがありました。その時も価格設定を巡って任天堂の山内溥社長(当時)とやり合っていたようです。

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他のソフトの相場が5000円だったのに対して、『信長の野望』は9800円という価格だった。でも恵子さんは『自信のある商品を売り出す時に遠慮はいらない』と話されていました」

強気の姿勢を貫いた彼女がコーエーの成長を促したことは疑う余地がない。職人気質の夫・陽一氏に代わり、創業以来、他社との交渉の多くは襟川氏が担ってきた。

類まれなる交渉術

社外ならず、社内の人間に対しても彼女のこの態度は一貫している。

「ある時、『日吉にある本社社屋(当時)の前にあるバス停を動かせないか、東急に相談しなさい』と命じられた経営幹部を見かけたことがあります。

意地悪で言っているのではなく『人が多く出入りする場所にバス停があったら乗客が不便でしょ』ということでした。

どうしてそんなところにまで気が回るのか、不思議でしたね。部下は『そんなところまで言われるなんて勘弁してほしい』とこぼしていました」(コーエーの元経営幹部)

 

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