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五輪・公務、皇室の変調の底にある相変わらずの皇后陛下ご不調

何を隠すための「拝察」発言か

即位関連行事が簡素化された理由

前編「天皇陛下、ワクチン接種の怪ー五輪行事出席と皇室外交の支障に」で解説したように両陛下の新型コロナウイルス・ワクチン接種が遅れて、陛下が単独で開会宣言だけをすることになり、世界のアスリートが集まるのに、皇族方は観戦もされないし、外国のVIPの接遇も最小限という異常な事態になった。

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この理由を、マスメディアのなかには、新型コロナ禍のもとでの五輪開催に対する両陛下のレジスタンスだとかいう向きまであって、本当にそうなら象徴天皇制をゆるがす重大事なのだが、そういうことではあるまい。

むしろ、これまでの経緯からすると、皇后陛下の周辺が、新型コロナウイルスへの感染を普通以上に怖れられて五輪行事参加に消極的である上に、ワクチン接種にも積極的でなく、宮内庁が陛下だけでもという方向にすら差配できなかったのであろう。

一昨年のご即位とそれに伴う行事での皇后陛下の元気なお姿や活発さ、トランプ大統領夫妻との素晴らしい交流を見て、国民はたいへん喜んだのだが、私は皇后陛下の「張り切りすぎ」と国民の過剰な期待が膨らむことの反動が心配だと指摘していた。

そもそも、即位関連の行事も、平成のときに比べて徹底的に簡素化し、パレードも結果的に別の日にしたわけで、恐る恐るの安全運転だったのは、皇后陛下の体調への配慮だったのだが、それすらマスメディアはほとんど報道しなかったので国民は知らない。

饗宴の儀は、平成のときは、4日連続計7回催され、3日間は昼夜2回という強行スケジュールだったが、令和の時は、計4回が飛び飛びの日付に開催され、後半の2回は立食形式で参加者の数も絞っていた。

 

新皇后として最初の地方公務であった一昨年6月の愛知県での全国植樹祭への出席も、従前は、複数泊の日程を組み、開催県の福祉施設などを回って慰問などを行われたものを1泊にして、しかも、お帰りは名古屋駅で一般人との接触をしないで済むように中部国際空港から専用機でということだった。

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