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# 新型コロナウイルス

ワクチン以外にも解決方法はある…日本のコロナ対策がおかしくなった「最大の元凶」

国会で「抜本的なコロナ対策」を提起してきた

昨年1月に国内初の感染者が確認されてから、すでに1年半。「新型コロナ感染者が前日より何人増えた」というテレビと新聞の報道に辟易している国民は多いだろう。ワクチン頼みの政府は、感染者の増減に合わせて緊急事態宣言の発出と解除を繰り返すばかり。ワクチン以外の根本的な対策を打ち出せないでいる。

コロナ禍を解決する方法はワクチン以外にないように思われているが、それは本当だろうか。

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コロナと最前線で闘い続けてきた数少ない“町のお医者さん”つまり「かかりつけ医」からは、「コロナ禍を根本的に解決する方法はある」という声も聞こえてくる。

そうした開業医の1人の梅村聡医師に話を聞いた。梅村氏は大阪大学医学部を卒業し、現在、大阪市の「よどがわ内科クリニック」の理事長として、発熱外来やコロナワクチン接種の先頭に立って奮闘。その一方で梅村氏は、現職の参院議員(日本維新の会)として国会で「根本的なコロナ対策」を繰り返し提言してきたが、野党の悲しさ。多勢に無勢で提言は黙殺されてきた。

梅村氏は、「日本で一番コロナ患者を診察している開業医」とメディアで報じられている長尾和宏医師(「長尾クリニック」院長・尼崎市)の高校と医局(阪大病院)の後輩に当たる。2人は肝胆相照らす仲で、今春発売の医療専門誌「ロハス・メディカル」でも対談し、コロナの解決策を語り合った。

梅村氏の先輩の長尾氏は、9割以上の開業医が発熱患者の診察に携わらない中、当初から発熱外来や抗体検査、PCR検査、自宅療養者の訪問診療やオンライン診療などをフルコースで実施し、コロナ患者に寄り添ってきた。

長尾氏のところには、他の医療機関の診療を受けられずに苦しんでいるコロナ難民が殺到しているが、長尾氏は患者を見捨てず、診療を精力的に行って重症化を防いできた。長尾氏が重症化を防いでいることで、その分、コロナ病床への入院患者は減っており、結果的に、政府のコロナ対策に大きく貢献してきた。

それだけではない。長尾クリニックは日本で一番コロナ患者を診ているにもかかわらず、同クリニックの診療を受けているコロナ患者の死亡者はいまだにゼロ。また、感染対策を徹底していることから、約100人のスタッフは一人もコロナに感染したことがない。

以下に続くのは、梅村氏との一問一答だ。

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