「西村発言」の「黒幕」は誰なのか…?「通達と文書」から浮かび上がってくるもの

ガバナンスが効いていない証拠?

「致死率」はなぜ報じられないのか

サッカー日本代表吉田麻也選手が、観客を入れての五輪開催を訴えた( https://www3.nhk.or.jp/sports/news/k10013145381000/index.html)。家族に見せたいというのは痛いほどわかる。

今回の緊急事態宣言については、前回の本コラム〈またも小池百合子にしてやられた…「狸寝入り」でめちゃくちゃになった政治スケジュール〉で交通事故とのリスク比較を考慮すれば、無観客とセットである緊急事態宣言そのものに合理性がない。と指摘した。

しかし、マスコミでは、依然として東京の新規感染者数が増加していると報じて、いかに今回の事態が重大かのように報じている。しかもインド由来のデルタ株が猛威をふるっているとも言われているが、感染力はあっても致死率はそれほどでもないことは報じられていない。

実際イギリスでは、7月9日には1日の新規感染者数が3万5000人を超えるなど、ことし1月下旬以降で最も多くなった。一方で1月下旬死者数が1000人を上回っていたが、最近は20人から30人台だ。

イギリスではワクチン接種が進んでいるため、重症化や死者数が一定程度抑えられている。

このため、ウィンブルドンなどのスポーツ大会は観客を入れて行われている。ジョンソン英首相も、感染者増を気にせずに経済規制を緩めている。

 

日本でも、高齢者のワクチン接種が進んでいるため、似たような状況になっている。そのために、7月末までに、高齢者で希望する人のほとんどへのワクチン接種を目指していたはずだ。しかもワクチン接種は想定以上に進んだ。

となると、東京での新規感染者増は理由にならず、緊急事態宣言や東京五輪の無観客については合理的な説明にならないのだ。

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