「いちごのパンツ」に興味津々。最初はそれでOK!

「からだのだいじなところって、どこかしってる?」と遠見さんが絵本をみせながら、子どもたちに問いかけた。すると子どもたちは口々に、

「あたま!」「おなか!」と答え始めた。
答えは「ぜんぶせいかい からだはどこも、とってもだいじ」

宝箱に入った子どもの絵が添えられ、幼い子どもにもひと目でわかる「だいじ感」がとても素敵だ。『だいじ だいじ どーこだ?』より(イラスト・川原瑞丸)

そして、特別大事なところとして「パンツ! パンツはからだのとくべつだいじなところを まもっているよ」と、色とりどりのパンツが描かれた場面を指し示すと「あ、クマちゃんがパンツ履いてる!」と子どもたちは大喜び。

「どのパンツが好き?」と聞かれると口々にお気に入りのパンツを答えていたが「いちごのパンツ」が一番人気。すでに子どもたちは絵本にぐぐっと引き込まれている。
 

プライベートパーツの説明に、カラフルなパンツが登場。子どもたちは隅々まで目を凝らし『お気に入り』を探すうちに、話に引き込まれていく。『だいじ だいじ どーこだ?』より(イラスト・川原瑞丸)

自分の体もほかの人の体も大事であることを説明した後、いよいよ「からだのおやくそく」の説明が始まる。そこには、体の特別大事なところ(パンツで覆われた部分のほか、胸や口もプライベートパーツ)は、家族、友達、先生もじろじろ見たり触ったりしないことや、理由があって触るときは「さわっていい?」と聞いてから触ると書かれている。

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最後は性的被害に遭った時の話。もしだれかにパンツの中を「みせて」と言われたときは「だめ!」「いやだ!」と言って、その場から逃げ、大人に話すこと。たとえそれができなくても、全然悪くないことなどが、シンプルな文章と温かい絵柄で語られている。

大切なことがたくさん詰まったこの絵本、子どもたちは読み聞かせを楽しげに聞いていたが、果たしてちゃんと内容を理解できているのだろうか?