100日後に“ワニ大臣”を倒せるか!?大注目の香川1区の行方

なぜ君は小川淳也を取材するのか?(2)
先日行われた『本当に君は総理大臣になれないのか』出版記念イベント第1弾「なぜ君は小川淳也を取材するのか」。前半にあたる第1部では、衆議院議員・小川淳也の取材を続ける映画監督の大島新氏(映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』監督)とルポライターの中原一歩氏(講談社現代新書『本当に君は総理大臣になれないのか』共著者)が小川議員の人となりについてトークを繰り広げてきましたが、第2部ではいよいよ真打・小川淳也ご本人が登場!ご自身の人間観・社会観から来たる衆院選への意気込みまで、大いに語ってもらいました!

第1部の様子はこちらから↓
麻生太郎に正論を突きつけ…つまらなくて面白い“注目野党議員”の正体

 

父親の言葉が人生の指針に

大島 小川さん、完成した本はいかがでしたか。

小川 インタビューの部分(第1章・第3章)では編集者の方が食い下がって質問をされているんですね。「アナタが主張していることは本当に正しいのか?」とか、「(掲げている政策は)全て絵に描いた餅じゃないか?」とか。(自分自身を)すごく引き出していただいた。ですから、そういう意味では、「私」ですよ。

大島 なるほど。じゃあインタビューも、中原さんのルポ(第2章・第4章)も両方、小川さんが丸ごと描かれている感じ?

小川 そう思います。ただ、実際の私よりはずいぶん「いいものを着てる」ような感じがします。本来の私はもうちょっと「無様」というか...。(中原)一歩さんの筆の力のおかげですね。

中原 小川さんは、お父さんの「(お前は)とにかく官僚になってこの国を変えろ」って言葉を純粋に真に受けて、その後の指針にしていますよね?

小川 そうです。

中原 僕は正直、父親にはどちらかというと反抗しかしてこなかったので...。父親の言葉に影響を受けて、自分の人生を切り開いていくっていうのが、自分の中ではあんまりピンとこなかったんですよね。

 

パーマ屋の両親に学んだ人生哲学

小川 僕はそういう意味ではすごく、スクスクと成長して、さしたる反抗期もなかった。この本でも申し上げているように、最初の反抗期が32歳の(官僚から政治家に転身した)ときなんですよね。

両親はパーマ屋をやってたので、遅くに家に帰ってくるんですけど、それまでに兄弟3人でご飯を炊いたり、洗濯ものを取り入れたりしてひたすら待っていたんです。それで8〜9時に家族そろっての夕食がスタートする。

そのときに2時間みっちり、親の話をひたすら聞くんです。両親の話は苦痛でもあったけど、勉強にもなった。その濃密な時間が、自分の人生の原点となったのは間違いないです。

中原 ご両親はどんな話をされたんですか?

小川 パーマ屋ですから、従業員の方、お客さん、取引先、卸会社とか、いろんな方がいらっしゃるわけです。そこでの人間関係をベースに、どうあるべきか、どう生きるべきか、何を優先すべきかっていう話ですね。

ある種の人生哲学というか...。まあ、親父なりのですよ? 偏見に満ちたものだと思いますけど、親父・お袋なりの人生哲学を渾々と、濃密なシャワーとして浴び続けた幼少期でしたね。

中原 この本でも書きましたけど、お父さんの名言がありましたよね?やっぱり今でも覚えていますか。

小川 そうですね。例えば「とにかく人間関係は、目上の立場の者に責任がある」ですとか。下の者にとっては、上はいるだけで圧迫感がある。とにかく上の立場にある人間に責任がある、という意味ですね。

それから、「友達に、『あいつは俺たちと同じだけど俺たちと違う。俺たちと違うけど俺たちと同じ』と言われてなんぼだ」とか、「上にもかわいがられ下にも慕われるのが理想だけど、どっちも取るのは無理だ。どっちかだけを取るなら下に慕われろ」とか。もう本当に「基本哲学」ですよね。どこにでも応用が利き、今の自分にも連なる哲学を叩き込まれました。

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