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47歳でFIREを実現した私が「増配株」に長期投資するワケ

7つのポイントで選びましょう
経済的に自立し、アーリーリタイアを果たす「FIRE」という生き方が、世界中で注目を集めている。人気ブロガーで著書『今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術』(宝島社)を出版した「おけいどん」こと桶井道さんは、47歳にしてサラリーマンを卒業、築き上げた資産約1億円とともに「FIRE」を達成したという。そんな桶井さんに、「FIRE」実現の強力な武器となる「増配株」の魅力と選び方を教えてもらった。

米国株に目立つ「増配」銘柄

株式投資には、時間軸では、デイトレード、スイングトレード、長期投資など、投資先では成長株投資、バリュー株投資など、いろんな手法があります。

私は、増配株への長期投資をしています。ご存じない方のために説明すると、「増配」とは、前年より配当金が増えることをいいます。配当金の原資は利益ですので、企業が前年より配当金を増やすには、前年よりも利益を上げる必要があるということです。従いまして、企業が増配するということは、業績が良いことと株主還元が良いことの両方を意味しますので、株価が上がる傾向にあります。

続いて増配株を説明します。「増配株」とは、配当金が、数年から数十年にわたり前年より増加し続けている銘柄のことをいいます。例えば、日本株では、花王が31年連続増配(32年連続増配の見込みも発表)でトップです。米国株では、60年間以上連続増配の銘柄がたくさんあり、日本でも有名な花王のライバルP&Gは65年連続増配です。

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増配株は、現段階で必ずしも高配当である必要はなく、長期保有の間に、連続増配によって高配当化することが期待できます。また、増配するということは、持続的な増収増益(売上も営業利益も成長)が基礎となっていることから、株価も上昇し続けることが期待できます。

つまり、増配株投資は、増配というインカムゲインと、株価上昇というキャピタルゲインの両方を狙える投資手法ということになります。

それでは、私がその増配株をどのように選ぶのか、7つのポイントにわけ説明します。

 
(1) スクリーニングおよび配当分析

私は、まず配当金からスクリーニングします。

「配当利回り」、「高配当である理由」、「増配率」、「連続増配年数」、「配当性向」を調べます。

「配当利回り(株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値)」は高いに越したことはありませんが、買付時に配当利回りが高くなくとも、長期保有することで連続増配によって高配当化する銘柄も魅力です。

私は増配が連続で何年も続いている銘柄で、「増配率(配当金が増える率)」が高い銘柄が好きです。米国にはそういう銘柄がゴロゴロあります。株主還元の意識が非常に強いからです。

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