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# 交通違反

「東京五輪」のウラで急増中?ドライバーが注意したい「理不尽な交通違反」トラブル

最近、検挙率が増加中なのが…

しっかりと安全確認をした車が横断歩道を通過した瞬間、警察官はその車に駆け寄っていく。

「えっ、私何か違反しました?」

車を運転する人の中には、これからこんなやりとりをするかもしれない。いや、もうすでにした人がいるかもしれない。

この「ん?」と思うような交通違反が特に最近増えている。「歩行者妨害」違反の取り締まりである。とりわけ信号のない横断歩道で見る機会が増えている。

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「歩行者妨害」違反、一般ドライバーはもちろん、筆者のようなタクシードライバーの間でも急激に増えた交通違反である。

一時不停止の取り締まり件数は近年、速度超過違反を抜いてトップに躍り出ている。そして、その一時不停止違反の中でも歩行者妨害に関する取り締まりは、2016年は11万1142件であったのに対し、2020年は29万532件とここ5年で約2.6倍に激増している(数字の出所は警察庁サイトから)。

日本の道路は、歩行者優先としながらも車優先という認識が未だに残っている。これは世界的に見れば後進的な交通モラルである。

「歩行者妨害」の検挙率増加の要因は、横断歩道付近の事故増加もそうであるが、オリンピックが開催され世界に注目されるのを機に、日本の交通モラルの良さをアピールしようとする警察の狙いもあるのだろうか。違反数増加の遠因かもしれない。

しかし「歩行者妨害」違反に関しては首を傾げるような事案がある。

タクシードライバーなど運転を稼業にするものとしては納得いかないと、怒りを露わにして異を唱える人もいる。SNSなどでも、取り締まりや法のグレーな部分が問題になっている。

一体どのような事案が問題になっているのか?

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