波瑠、清原果耶、小芝風花、吉岡里帆…「あさが来た」の4人はいかにしてヒロイン女優常連となったか

宝泉 薫 プロフィール

全員まだまだ伸びしろだらけ

実際、小芝はこのあと「トクサツガガガ」(NHK総合)「妖怪シェアハウス」(テレビ朝日系)といった、こじらせ女子をちょっとコミカルにせつなく演じた主演作で結果を残していく。現在放送中の「かのきれ」にもそういうテイストがあるので、彼女らしさが活かせるのではないか。

その点、吉岡のコメディエンヌ適性もCMキャラの「どんぎつね」などで発揮されているが、小芝との違いはやはり女子ウケだ。「あさが来た」のあと、じつはものすごく男性ウケする美女でグラビアでも引っ張りだこに、というギャップが、良くも悪くもあざといイメージを生み、彼女の女優としての立ち位置や評価をややこしくしてきた。

ただ、主演作でそのイメージを全開というのは難しくても、小悪魔キャラが光った「カルテット」(TBS系)のように準主役なら成功することも実証されている。その稀有な才能をどう活かすかは、彼女のみならず、業界全体の課題だろう。

「あさが来た」の最終回では、この4人が顔をそろえた。主役の波瑠がいるのは当然として、小芝は三児の母となって登場。吉岡は留学先から帰国したという設定だ。異例なのは清原で、自身が演じたふゆの娘・ナツとしてだった。じつは再登場への希望が多く寄せられていたという。

そこから5年がたち、それぞれに飛躍した4人。最年長の波瑠でさえ先月30歳になったばかりだから、全員まだまだ伸びしろだらけ。今後、4人が活躍すればするほど、「あさが来た」はヒロイン女優量産ドラマとして伝説になっていくだろう。

 
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