27歳娘と同居する50代夫婦が、「老後の不安」から解放された「特殊な事情」

プロの意見を聞いて、公的な制度に頼る
浜田 裕也 プロフィール

なるべく早く請求すべき

以上をまとめると、障害年金の時効はどんどん進んでおり、給付金も請求した翌月分から支給となるため、請求は出来るだけ早くした方が望ましいでしょう。

面談後、和子さんから紀香さんに説明をしてもらい、筆者のサポートを受けつつ山下家は障害年金の請求に向けて動き出すことになりました。書類を効率的に揃えていき、面談から1カ月半後、障害年金の請求をすることが出来ました。

 

障害年金の請求から数か月がたった頃、和子さんから連絡がありました。

「おかげ様で23歳当時の支給分から障害年金が認められ、先日初回の振込みもありました。もし、私だけで請求しようとしていたら、こんなに早く受給できなかったと思います。もしかしたら、未だに請求すら出来ていなかったかもしれません。この度はご協力いただき、本当にどうもありがとうございました。娘もとても感謝しております」

和子さんからの報告を受けた筆者の胸の中は、嬉しい気持ちでいっぱいになっていました。

障害がある家族と一緒に暮らしていると、日々の生活を送るだけで精一杯という方も少なからずと思われます。しかし誰かが倒れて、現在の生計や将来のライフプランが崩れてしまう可能性も大いに考えられるでしょう。そうなったときに備えて、早いうちから先を見据えて貯蓄を始めることをお勧めします。時にはプロの意見を参考にしつつ、公的年金や社会保険制度をチェックしてみてはいかがでしょうか。

※登場された方のプライバシーに配慮し、実際の事例を一部変更、再構成しています。

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