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27歳娘と同居する50代夫婦が、「老後の不安」から解放された「特殊な事情」

プロの意見を聞いて、公的な制度に頼る

山下和子さん(55歳・仮名、以下同)は、夫と子どもの3人暮らし。娘の紀香さん(27歳)は統合失調症を抱えていて、働くこともままなりません。夫の定年退職も近づき、娘のために貯蓄したいと思いつつも日々の暮らしで手一杯の和子さんは、社会保険労務士でファイナンシャルプランナーの筆者の元に相談に訪れました。

山下家の現状について説明した前編記事はこちら。
【前編】27歳の娘は働くのも難しい…50代夫婦が抱える、将来への「深刻な不安」

相談者の家族構成(当時)
山下重彦(57歳) 和子さんの夫で会社員
山下和子(55歳) 専業主婦
山下紀香(27最) 重彦さんと和子さんの娘、現在実家で両親と同居している
 

障害年金で生活に余裕ができる

前編で説明した通り、紀香さんは自宅で両親と一緒に暮らしています。すぐに生活に困ることはないものの、もし重彦さんや和子さんが倒れたり亡くなったりした場合、一人で生計を立てて暮らしていくことは難しいでしょう。そこで現在も通院している病院の医師にお金の不安を相談したところ、「障害年金を請求してみてはどうか?」と勧められたそうです。

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「障害年金のことを色々と調べましたが、揃えるべき書類が多すぎて何から手を付ければよいのか全く分かりませんでした。請求するまでに半年以上かかったケースもあると聞き、『果たして自分には出来るだろうか?』と不安になってしまいました。結局、行動を起こすことができず、時間だけが過ぎていきました…」

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