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親子婚活、“母親のいいなり”だった30代の女性の、まさかの「どんでん返し」

母親の壁

私は婚活パーティーを多数主催する仲人だ。これまで600人以上の婚活をサポートし、イベントマッチング率が80パーセントをおさめる会もあった。

親との同居が心地よく、結婚に向けて思い腰が上がらなくなってしまった智子さん(仮名・37歳)が、母親から結婚を促す一言をきっかけに母娘ともに我が結婚相談所へといらっしゃった。

婚活に挑むことになった智子さんだが、婚活にヤル気満々な母親の隣でおとなしい性格の彼女は、なかなか自己主張ができず、その様子に私も「まずい…」と思い始めた。

Photo by iStock
 

第一印象を決めるプロフィール写真撮影でも、自分が準備した洋服よりも、母親が準備したピンクの衣装を優先した智子さん。

しかし、そのことをきっかけに、最初は母の気持ちを優先したいという構えだった彼女が、徐々に母親への反発心とともに、結婚するのは自分、という主体性が湧き上がってきた。試しに「母親の気にいる男性」と交際してみることで、さらに、婚活への意識が高まり、自分の好きなこと、嫌いなことが徐々にわかり始めたという。

結婚するのは「私」

智子さんは真司さんとの交際終了をきっかけに婚活に集中し始めた。

以前は申し込みがあった相手を最初に母親が確認して、智子さんに情報を伝えていたが、母親よりも先に情報をチェックするように変わっていった。メイン写真も母親の選んだピンク衣装から、彼女のキリッとした顔を引き立たせる紺のパンツスーツのものに変えた。

月に1、2度のお見合いを続けて7ヵ月目。前回交際がうまくいかなかった真司さんと同じ地方公務員で市役所の窓口を務める男性、雅之さんからの申し込みがあった。しかし雅之さんとのお見合いに、今度は母親が猛反対を突きつけた。

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