マンガ/愛本みずほ 文/FRaU編集部

懐かしい再会となるはずが不穏な空気に…

学生時代のクラスメイトと久しぶりに出会い、懐かしい話に花を咲かせたり、お互いの近況報告などで盛り上がることの多い「同窓会」。だが、その再会がきっかけで、周りの変化と自分の状況を比較して落ち込んだり、張り合い、それがトラブルの火種になってしまうことも……。

そんな「同窓会」での再会を機に巻き起こる本格ラブ・サスペンスを描いた、愛本みずほさんのマンガ『愛しい嘘 優しい闇』の第1巻が先日7月13日に発売!

『愛しい嘘 優しい闇』第1巻より

漫画家を目指して18歳で上京した主人公・今井望緒は、思うような活躍ができないまま気づけば28歳に。漫画アシスタントも辞め、焦りや不安に苛まれる中、母親からは相手もいないのに「結婚しろ」と催促され、苛立ちが隠せない。

そんな中、中学校の廃校の知らせをきっかけに同窓会が開かれ、久しぶりに女友達らとの再会を果たす。それぞれの変化に驚くのも束の間、結婚した者、専業主婦を羨む者など、それぞれの境遇の違いからどことなく不穏な空気が漂ってしまう。

『愛しい嘘 優しい闇』第1巻より

また、昔から人気者だった初恋の人・雨宮秀一はというと、IT企業の社長となっており、さらに輝きを放っていた。そんな彼に親友の奈々江をはじめ、「適齢期」の同級生が群がるなか、彼本人はなんと望緒を食事に誘う。

だがしかし東京で望緒が雨宮に会った日、奈々江が変わり果てた姿で見つかる。これは事故なのか、それとも……。

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誰もが抱いたことがある「28歳」ならではの焦りや葛藤、境遇格差などを感じさせる描写が、物語の冒頭からふんだんに盛り込まれている本作。執筆するようになったきっかけとはなんだったのだろうか?

「今まで医療・福祉に関わる作品が多かったのですが、編集長から『今まで描いたこと無いものを描きませんか』『愛本さんの描く悪者が見てみたい』と言っていただき、担当さんの『28歳っていろいろありますよね』の熱弁からこの作品の骨格が生まれました。

仕事、恋愛、結婚などいろんな悩みがある中で、28歳って子供ではないけど思ってたほど大人にもなりきれない年頃かなと思います。このお話には4人の女性が出てきます。幸せになりたいとみんなが思っているのになんだかうまくいかない、でも諦めたくない、彼女たちそれぞれの気持ちのどこかに『あ~わかる』と思いながらドキドキしたりハラハラしたり楽しんでいただけたら嬉しいです」