風呂場の掃除は入浴前? それとも入浴後? どのタイミングでしていますか? いずれにせよ、洗う場所が多く、面倒くさいというイメージが先行する風呂場掃除…。そこで、超簡単ハウツーを家事の賢者に聞き込み! 「その手があったか」と思わず手をたたく、意外なテクニックとはーー

文/本間綾

家事のプロ直伝、毎日の「簡単掃除」

星野源さんと新垣結衣さんの結婚で再び注目を集めたドラマ『逃げるが恥だが役に立つ』。その家事監修を務めた、“家事のプロ”をご存じだろうか。家事代行サービス業界の草分け的存在、ベアーズの取締役副社長であり、家事研究家でもある高橋ゆきさんだ。今やSNSでもお手軽に家事テクを学べる時代だが、高橋さんは今話題になっているような家事テクをかなり前から実践し、推奨している家事の先駆者でもある。

前回のトイレ掃除記事が好評だったため、トイレと同じく、掃除が面倒くさいと感じがちな風呂場掃除についても話を聞いた。

「入浴後はお湯を抜くだけで、掃除は翌日の入浴前という人も多いのではないでしょうか。お湯が温かいうちのほうが汚れが落ちやすいので、バスタブの掃除は入ってすぐにやってしまうことをおすすめします」

バスタブのザラザラ汚れ、正体は皮脂や石けんカス

「バスタブ掃除のベストタイミングは、入浴後のお湯を抜くとき! 入浴中、バスタブがザラザラすると思うことはありませんか?これは水道水に含まれるカルキに皮脂や石けんカスが混ざった“湯アカ”なんです。お湯をためる水位は毎回ほぼ同じなので、そのライン(喫水線)に汚れが付着しやすく、ゴシゴシ強い力で磨くと細かい傷がつき、その中に湯アカが入り込んで取りにくくなります。これを防ぐために、その日の汚れはその日のうちに落とすことが大事!」

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1. 喫水線に沿って一周洗剤を吹き付けて
最後の入浴が終わったタイミングで、お湯を張ったときの水位のライン(喫水線)をめがけて、浴室用洗剤をスプレーします。全体に洗剤がいきわたりやすい泡タイプのものを使うのがおすすめです。

2. 小物もバスタブに入れてつけ置き
イスや桶などの小物や、バスタブのふた、お風呂用おもちゃなども、まとめて泡立っているバスタブに入れて、洗剤がとけたお湯を利用してつけ置きを。30分ほどしたら取り出し、洗い流します。

3. スポンジでこすって洗い流す
30~60分ほどそのまま放置したらお湯を抜きながらスポンジで軽くこすります。温かいうちに行うことで、皮脂などの汚れが浮きやすく、力を入れなくても汚れがスルン。最後にシャワーで流して終了。

「入浴後、お風呂のお湯をそのまま流してしまうのはもったいない!温かいうちに洗剤をスプレーしてほったらかすだけで、簡単にきれいになるからとってもラクチンで、毎日続けるのも苦になりません。特別な洗剤やグッズがなくても、十分きれいになるんです」