49歳未婚の母のナナさんは、子どもが14歳になったとき、さまざまな経緯を経て、墓場まで持っていこうと思っていた実の父の話を娘にすることができた。それを機に婚活を決意。47歳にして婚活サイトに登録することに。

その婚活のリアルを、相手の名前を伏せてお伝えするドキュメンタリー連載。まずは婚活サイトに登録するときに知ったことをお届けする。前編では「盛った写真」「正直な情報」についてお届けした。後編では「ヤリモク(セックス目的)」の対策や「未婚の母」のジャンル分けの悩みなどをお届けする。

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「ヤリモク混ざっている問題」に思うこと

サイトで出会うと言ったら「ヤリモク(セックス目的)」を心配する人もいますが、マッチングサイトは一応公共の場(?)ですし、目的は「結婚」だけではありません。性別関係なく実は一定の需要がある「ヤリモク」に対して「ヤリモクが混ざってる!」みたいに目くじら立てて騒ぐ問題ではないと思います。組織というのは大きくなればなるほど、いろんな目的を持ついろんな人の集まりになるものなので、私はとりあえず「新しい社会」と考えるようにしました。

いろんな政治団体や宗教でも、いい人もいれば悪い人もいるという感じで、どこにいても決して完全に安心できる場所なんてないわけですから、どんな冠がついていても、安住の地はありません。「ヤリモク」に気が付かずにうっかり食事までしてしまって、手まで握られても、「ふむ、私のメガネもずいぶん曇っているな」と反省しつつ、反省ついでに行くところまで行って猛省するのもありだと思います。いや、行くところまで行かなくていいのですが。

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さて、サイトで公開する内容や質問事項については前編でお伝えした通りなのですが、果たしてどこまで真実を書く必要があるのでしょうか??? え? 嘘書いちゃいかんだろ!? と思われるかもしれませんが、「オンライン上に個人情報を載せたくない」という個人情報保護の観点でプロフィールには嘘を書く、という理解できなくもない理由をいう人もいます。要するに「サイト上、嘘をつく」というのが、ある意味用心深くていい、とみなされる世界があるのです。なので、多少引かれることを覚悟して、一番初めに「プロフィールに嘘はないか?」と確認してもいいかもしれません。また、本当に婚活をしたいのであれば、自分が嘘を書く場合も、連絡を取り合うかなり早い段階で嘘を書いていることを伝えたほうがいいようには思います。