やんちゃで天真爛漫な次男・力斗

ひとつ何かを乗り切れたわたしたち。わたしの妊娠経過も順調になったので、12月半ば、母は帰国した。
太一と力斗とお腹の子とわたし……、こんなメンバーで今年はクリスマス、そして年末年始を過ごすことになった。いわゆるパーティシーズン、宴会シーズン。もう、この際思いっきり子供たちとこのシーズンを楽しんでしまおう! 子供たちだけでなく、宴会大好きなわたし自身も楽しんでしまおう!

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楽しんでしまおうとわざわざ意気込まなくても、この時期子供たちをみているだけで十分楽しかったりもした。とりわけ力斗はことあるごとに、わたしを明るい気持ちにさせてくれた。とにかく笑わせてくれる。インテリタイプで1歳台からとてもものがよくわかっていた太一とは正反対で、まだまだ動物っぽいというか、赤ちゃんっぽいというか。

我が家では唯一、今回の悲惨な事件とは別のところで生きている感がある。本人も毎日本当に楽しそう。実にいい笑顔をする。保育園の先生にも、「彼は毎日、1日中ハッピーな子」と言われるほど明るい。活発でやんちゃで振り回されることも多く、手もかかるが、力斗の天真爛漫さは、わたしには本当に救いであった。おそらく太一にとっても。いつも自分のあとを追いかけてきては、おもちゃを壊したり、落書きしたり。

うっとうしくもあり、けれど、寂しさも忘れさせてくれる。力斗はいつでもどこでもムードメーカー。良くも悪くも注目を集めてしまう。そんな彼の個性に感謝、感謝である。

911の直前、プールで力斗くんを遊ばせる陽一さん 写真提供/杉山晴美