2021.07.15
# 新型コロナウイルス

むしろ小学生の「熱中症」が危険…「基本マスク着用」な体育がハイリスクな理由

プールの中でも着けるべきなのか?
宮本 さおり プロフィール

「12歳以下はマスク必要なし」という国も

オランダではすでに、小児と成人の感染対策に明確な差を出している。成人には、1.5メートルのソーシャルディスタンスを取ることや、公共交通機関、飛行機などでのマスク着用が義務づけられている一方、13歳未満の子どもについてはいずれも必要なしとなった。子どもについては「感染経路としての役割が低いため」というのが理由だ。

しかし、年齢が上がるにつれてウイルス拡散への役割が大きくなるため、13歳以上の子どもについては大人同様にマスク着用とした。

「日本では残念ながらまだこの動きには至っておらず、通り一遍にマスクを付ける方向になっています。発達途上の子どもたちにとって、お互いの表情が分からずに学校生活を送ることは決して好ましいことではありません。

熱中症の危険もはらむ中、児童のマスク着用は必要最低限にするのがベスト。特に子どもの場合は活動制限やマスク着用によって受けるストレスや心の問題も懸念されます。自殺をはじめ、すでに多くの健康被害が報告されています」(同上)

 

重症化のリスクが高いのは高齢者と基礎疾患がある人たちが主体だ。

「大人の側がマスクを付けてしっかりと感染対策をすればいい話です。子どもの場合、コロナによるリスクは低い。年齢に即した感染対策を広める必要性を感じています」(同上)

緊急事態宣言の解除を受けた東京では、連日、感染者数増加のニュースが流れているが、大人と子ども、年齢による対策の見直しを日本もそろそろ始めるべきだろう。

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