アルペングループの「SPORTS DEPO」(筆者撮影)

“全負け”のアパレル業界で、なぜ「アルペン」だけが一時金7億円を出せたのか?

大盤振る舞いとも思える対応のウラ側

一見うらやましく思える対応の背景

スポーツ用品販売チェーン大手の株式会社アルペンが、特別一時金として7億円を全従業員に対して支給すると発表した。

度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置による時短営業などによって疲弊したアパレル業界の中にあって、この大盤振る舞いとも思えるニュースに注目が集まった。

こんな時期に一見うらやましく思える対応に踏み切ったアルペンについて取り上げてみたい。

アルペングループの「SPORTS DEPO」(筆者撮影)
 

アルペングループは全国に392店ものスポーツ専門店を展開している。店舗数の多い順にゴルフ5(196)、スポーツデポ(144)、アルペン(38)、アルペンアウトドアーズ(14)、その他(2)と、全5種類の専門店で構成されている。(カッコ内店舗数は2021年3月末時点)

1972年に15坪の小さなスキーショップ「アルペン」から始まり、スキーブームと共に成長。1983年に大型ゴルフ専門店「ゴルフ5」をオープン、1997年に大型総合スポーツ店「スポーツデポ」をオープンさせた。

2006年に東京証券取引所市場第一部ならびに名古屋証券取引所市場第一部へ上場、2013年に売上高2000億円を突破。今日でもスポーツ専門店ではトップ級の売上規模を誇る。

そこで直近5ヵ年のアルペンの業績一覧表を見てみよう。

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