2021.07.16
# 新型コロナウイルス

菅政権の「コロナ人災」で、これから日本全国で起きる「絶望」と「悲劇」のリアル

恐ろしいラムダ株がやってくる
中原 圭介 プロフィール

「ワクチンで安心」という楽観論

私たちは、政府が今年3月に2回目の緊急事態宣言を感染者数の十分な減少を待たずに早々と解除した後、そのわずか1か月後に感染の再拡大から3回目の宣言発令に至ったことを、苦々しく覚えています。

「まん延防止等重点措置」を4月に大阪で適用した際、感染者を減少させる効果が全くなかったことも、予測できたはずだと受け止めています。

足元では政府が6月に3回目の緊急事態宣言をオリンピック開催のため拙速に解除した結果、国民が危惧していたように、感染者数の再拡大が顕著になってきています。

政府は7月12日から東京に4回目の宣言を発令し、神奈川・埼玉・千葉などでは「まん延防止等重点措置」を延長する方針だといいますが、いつになったら利権と決別し、過去の教訓や事例に学ぶことができるのでしょうか。

 

それに加えて、日本が手本とするワクチン接種率の高いイスラエルやイギリスでは、インド発祥の「デルタ株」が猛威をふるい、感染の再拡大が深刻化しています。

イギリスの感染者の90%超がすでにデルタ株に置き換わっている中で、ロックダウンの緩和が4週間も延長されているのです。

目下のところ、ワクチン接種が進むアメリカでも、感染者に占めるデルタ株の割合が30%に迫っており、7月初めの感染者数は約1万2500人(7日移動平均)と1週間前と比べて10%も増加しています。

デルタ株が広がる伸びしろを考えると、決して油断ができない状況にあるといえます。

SPONSORED