photo by istock

中古マンション「高値で売りやすい時期」は「年3回」、その納得の理由

「売れるけど安くなる時期」もある
間取り、路線価、借地権、住宅ローン、固定資産税、管理組合……。家を買ったり借りたりするうえで、知っておいたほうがいい事は山ほどあります。でも、実際はよくわからず、将来に不安を感じている人も多いのではないでしょうか。そこで、「住宅知識ゼロ」の編集者・梅田直希さん(29歳・二児の父)が、住宅ジャーナリストの日下部理絵さんに、住宅に関する疑問をゼロからぶつけてみました。
今回注目するのは物件の「売り時、買い時」。特に難しいのが「売り時」ですが、実は物件が売れる時期は、ある程度決まっているそうです。サンマーク出版『すみません、2DKってなんですか?』(共著:小林義崇)を再構成、一部抜粋してお送りします。

売値は「高め価格」にしておいたほうがいいワケ

日下部理絵(以下、日):大事なのは、「最初に決めた価格で必ず売れるわけではない」という点。売り出しの「販売価格」と「成約価格」がずれることはよくあります。

梅田直希(以下、梅):そういうものなんですか?

:「何か月も売れないから」と途中で値下げしたり、いざ買主候補が現れても値下げ交渉をもちかけられたりします。だから多くの場合、販売価格よりも成約価格は安くなる。

そこで、売り急ぎでなければ値下げを要求されることをあらかじめ見越して、やや高めの価格設定にしておくのがいい戦略です。

photo by istock
 

:どれくらいが適正の「高め価格」ですか?

:「端数は切られるつもり」で価格を決める人は多いです。たとえば「2,980万円」で売り出した場合、「80万円をまけてもらえませんか」と交渉されるケースがよくあるので。

:「端数切り」を見越して端数をつけるんですね。

:とにかく値切られてもいい価格設定にしておくことが肝です。そうすると「値切る代わりに」と、自分に有利な交換条件を提案できます。たとえば「値引きには応じるので、現況で」とか、「早めに進めさせてほしい」という具合です。

:そんな高度な交渉、いきなりできるかな......

関連記事

おすすめの記事