2021.07.19
# 仕事術

本当に「生産性が高い人」が「効率」よりも大事にしているものとは…?

学びのプロが説く「できる人の共通点」1
松田 航 プロフィール

最強の仕事術「GTD」とは?

効果を考えた上で、その次に考えていくことが効率です。効率を上げるノウハウは世の中に様々あります。効果ほど、確実に全員に当てはまるというノウハウはありません。

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業務改善のフレームワーク「ECRSの原則」などは、やらなくていい仕事をやらないというのは参考になると思いますが、基本的には個人というよりチームの業務効率アップです。またプロジェクト系の仕事をしている場合などにも、それ独自の効率化手法があります。

ここでは多くの人に推奨できる仕事ノウハウについて見ていきます。

 

学生インターンをはじめた当初、私は仕事に忙殺されました。まったく仕事が処理できず、案件が溜まっていきます。そこで社長に相談をしたところ、「GTDで調べてみてください」と言われました。

「GTD=Getting Things Done」という、物事を完了させる仕事術です。デビッド・アレン氏によって開発されました。

リカレント社内で、GTDは推奨されているどころか、義務化されています。弊社は中途入社で入ってきたメンバーにもGTDを徹底的にレクチャーしていますが、「今までの仕事のやり方が劇的に変わりました」「もっと若いときから知りたかった」「私生活までGTDに侵攻されています(笑)」などの声が出てきます。

私自身、社長に言われてからGTDに取り組み始めましたが、いまではこの仕事ノウハウがなければ、仕事がまったく回りません。毎日300~400通メールが来て、その中でも意思決定や実作業を行うことが多いですが、それらが漏れなく、埋まらず意思決定できているのはGTDのおかげだと思っています。

少々アレンジを加えて、リカレント流にざっくりとまとめるとGTDの前提は次の通り、

・我々は無能である

・だから、脳内メモリをできる限り節約しよう

です。

根本的な考え方は、

考えるべきじゃないことを考えることがリソースの最大の無駄遣いだ

です。

どういうことかというと、

・なる早で処理する(メモリを開放する)

・処理できないものは忘れる(メモリを開放する)

・それを思い出せるようにする

というフローを構築することで、メモリを最大限節約し、目の前のタスクだけに完全にフォーカスをするということになります。

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