徳島からスタンフォード合格の18歳が実践した「可能性をつぶす大人に負けない“自己肯定感”の育て方」

高村 由佳 プロフィール

海外進学が選択肢の一つに挙がってほしい

──これから海外大学を受験する後輩たちのために、どんなことをしていきたいと考えていますか?

「atelier basi」で、二期生のメンターとしての活動をはじめています。自分がしてもらったことを、次の世代に恩送りしていきたいですね。ただ、私は海外の大学に進学しましょうとは言いたくなくて、あくまで選択肢の一つに挙がってきてほしいんですよね。

海外大学へは、日本でも特にトップの人が行くみたいなイメージがあると思いますが、私の場合は「日本の大学よりもアメリカの大学の方が合うからアメリカの大学に行く」だけなんですよね。

私みたいな人がもっと増えたらいいなと思うんです。日本の学校制度に馴染めなくて、どうしても生きづらさを感じている若者たちが、その人の本来の力が発揮できる場所に行けるよう、道を開いてあげることが大事ですよね。

大学を選ぶときは、日本の大学しか選択肢がないんじゃなくて、海外の大学も横並びで出てきたら、選択肢が増えますよね。どの国でも、どの大学でもいいし、極論を言うと大学じゃなくてもいいと思うんです。

──大学じゃなくてもいい?

私は、「大学に全落ちしたらアーティストになる」ってみんなに宣言をしていました。私の選択肢には、「アメリカの大学」と「アーティスト」、それから「インターンして就職する」の三つが同列で並んでいて、特に序列もありませんでした。大学ランキングも偏差値も関係なく、自分の思いを元に、たくさんの選択肢から進むべき道を決めてもらいたいですね。

 

従来の価値観や周りの決めつけ、そして地方格差の現状にあっても、「自分の味方、プロデューサーは自分」という強い信念のもとに合格を勝ち取った松本さん。具体的にどのように勉強に取り組んでいたのかは「後編」の『「徳島から名門スタンフォード」 現役合格女子が実践した“能動的”な「24時間の使い方」』でも触れたい。今後も松本さんの活躍にぜひ注目していきたい。

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