2021.07.07
# 中国

習近平が“身構える”…! 20万人インド軍vs中国人民解放軍が「一触即発」、中印国境地帯のヤバすぎる現実

藤 和彦 プロフィール

中印軍拡の原因は「地球温暖化」…!?

インド側の主張によれば、中国人民解放軍は最近、係争地の監視を担当する軍管区にチベットから追加兵力の配備を行うとともに、新滑走路や戦闘機を収容するための防爆バンカーを整備し、長距離砲や戦車、ロケット部隊、戦闘機などを追加投入しているという。

昨年の両国の衝突で中国側の犠牲者は、インド軍の20人を上回る45人だったとの情報がある(中国政府の公式発表4人)。一連の戦闘でも軍事力に劣るインド軍が終始優勢だったとの観測もある。中国側に「捲土重来」を果たさなくてはならない事情があるのかもしれない。 

いずれにせよ、このような両軍の軍拡の状況についてインドの軍事専門家は「国境管理の手順が壊れた現在の状態で両国が多くの兵士を配備するのはリスクが大きい。現地での小さな出来事が不測の事態を招く可能性がある」と危惧の念を隠さない。

にらみ合いが続く photo/gettyimages
 

インドと中国が対峙するヒマラヤの地帯は、高地ゆえの厳しい自然条件から両軍の運用は困難を極めていたが、このところなぜ両軍の軍拡が進んでいるのだろうか。

その主な要因は地球温暖化だという説がある。高原地帯に位置するこの地域特有の「寒さ」が緩み、多くの兵士や兵器などを投入することが可能になったというわけである。

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