2021.07.04
# 学校・教育

性教育が「遅れに遅れに遅れている」日本の学校教育に対して言いたいこと

「寝た子にこそ性知識」
遠藤 まめた プロフィール

相手が「要りません」と答えたなら、紅茶をいれるのをやめてください。

少しも要りません。ただ、やめてください。

動画には意識を失って倒れている人もでてきます。通常、意識を失っている人は紅茶を飲みたいとは思っていません。それと同じで、「ほしくない人に紅茶を飲ませることがどれほど完全に馬鹿げたことか理解できて、相手が紅茶を飲みたくないことも理解できるのならば、セックスも同じ」だと動画は訴えます。

一週間前はノリノリで応じてくれたから今回もいいだろうとか、相手の家についてきたんだから合意しているんだろうとか、私たちは勝手に憶測しがちですが、相手の心づもりはちがうかもしれません。

 

セックスは何歳から?

ときどき中高生のセックスは早すぎるのかとか、だったら何歳からいいのか、といった議論が湧き上がることがあります。こんなとき、私は自動車の運転免許などと同じように「セックスをするにはどんな能力が必要なのか」がもっと明確になったらいいのではないかと考えています。

・「ひょっとしてするのはいや?」と相手に聞くことができる
・途中でやめることができる
・性感染症や避妊の知識があり、予防のための行動がとれる
・性感染症になったり避妊に失敗したときに医療機関を受診できる

自分の胸に手をあてて、できると思ったらやればよいし、難しいと思うならやめておく。

「何歳になればセックスをしていいのか」よりも「こういう力があるなら、できるよ」と提案するのは、年齢に関係なく「性的同意」を取ろうとしない人はいるからです。

「こういう力があるなら、できるよ」だったら、セックスに興味がある一〇代の人たちは「自分もがんばろう」と思えるでしょう。大人たちも「そういえば自分はどうだろう」と謙虚になれたらいいですね。

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