質問1回で年収1300万円?…東京都民が知らない、都議会議員の活動実態

議会は都民の声を反映できているか?

1100万超の有権者をかかえる東京都の都議会議員選挙が6月25日に告示され、投票日は7月4日だ。定数127議席を271人の立候補者が争う。前回は小池百合子知事率いる「都民ファーストの会」と自民党都連との対立や、築地市場の豊洲移転問題の行方など話題が尽きなかった。

その4年後となる今回の都議選。やはり、多くの都民が気になるのは都民ファーストの勢いだろう。しかし、国政選挙に比べて日頃の選挙民の関心は薄く、地方議会の活動や議員の仕事ぶりはあまり知られていない。そこで、都民ファーストの動向についてふれたうえで、普段の都議会・都議の活動内容について考えてみたい。

小池百合子都知事[Photo by gettyimages]
 

離党者が相次いだ都民ファースト

都民ファーストは、2016年に知事に初当選した小池氏が立ち上げ、17年1月に地域政党としての活動を始めた。同年7月の前回都議選で大会派だった自民党と戦って大勝し、追加公認を含めて55議席を得た。しかし、その後、計8名が離党した(うち石毛しげる氏は除名処分)。

今年の2月19日の記者会見で小池都知事(現在、都民ファースト特別顧問)は「離党等をされた方々というのは、よく有権者が見ているということも確認されたほうがよろしいかと思う」と発言し、党内の引き締めを図っている。

都議会の構成は、勢力順に都民ファースト46、自民25、公明23、共産18、立民7…と続いており、都民ファーストは現在も最大勢力だ(数字は都議会広報課公表資料)。今回の選挙では、前回、小池知事率いる都民ファーストと選挙協力した公明党が自民党と協力関係を復活させた。都民ファーストと自民党・公明党の勢力争いとともに、共産党や立憲民主党などの議席の行方も注目される。

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