2021.07.02
# 不動産

住宅ローン減税を受けるために、「絶対に注意」しなければいけないこと

不動産業者の情報と実際が違う…?
日下部 理絵 プロフィール

「図面上の面積」と「登記上の数字」は違う

:今、さらっと40〜50平米とお伝えしてしまいましたが、実はここも要注意ポイントです。

:え、なんですか?

:税金上の優遇を受ける上での面積というのは登記所に登録される正式な「登記簿面積」を指すのですが、不動産広告に書かれている「専有面積」との間にズレがあるんです。

:えっ?

:たとえば、「50.80平米(壁芯)と広告にはあったのに、登記簿上は48.26平米で、ギリギリ住宅ローン控除を受けられなかった」そんなケースをたまに聞きます。

:壁芯ってなんですか?

:不動産業者の間では、専有面積は壁の厚みの中心線「壁芯」で測ります。一方の登記簿面積は、壁の内側だけの面積「内法(うちのり)」で、壁の厚みをまったく含みません。ざっくり、広告にある数値と登記簿の数値は5%くらい違うんです。

 

:気をつけないとダメですね。とくに50平米ギリギリのときは。

:はい。必ず登記簿上も50平米以上あることを確認してください。「40平米以上」に改正された場合も同様です。

さらに、先に土地を買ってから家を建てる場合もご注意を。土地を買って2年以内に建物を建てないと、土地に住宅ローン控除は使えなくなります。厳密にいうと、建物を建てて完成させておかなければなりません。

:それって、まだ建っていない建売住宅を買ったときもですか?

:いえ、デベロッパーやハウスメーカーが売っている住宅については、話は別です。そこから家を購入した場合、形式上、土地と建物を同時に買う契約になるで、2年の制限は気にする必要ありません。

次回記事は7月9日(金)に公開予定です
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