平米数と入居制限が変わった
梅:超お得......。その控除を受けるための条件が、購入した家の面積が「50平米」以上なんですね。
日:ただし、超・重要ポイントが1つ。2021年の4月1日から、この「住宅ローン控除」にまつわる条件がガラリと変わったんです。
梅:え、どう変わったんですか?
日:2021年の税制改正で、この「50平米」が「40平米」に緩和されることが決まりました。また、「2020年末」とされていた入居期限が「2022年末まで」に延長されてもいます。

梅:緩和ということは、ユルくなるんですね!
日:ただし新しく適用内になった「40〜50平米未満」の住宅については、住宅ローン控除を受けるための条件が厳しくなります。
梅:ユルくなったと思ったら、やっぱり厳しいんですか?
日:「50平米以上」の住宅の場合、控除を受ける人の年間所得金額が「3000万円以下であること」が条件だったのですが、「40〜50平米未満」の住宅の場合は「1000万円以下」が条件です。
梅:厳しめの年収制限がある、と。
日:また、売主が個人で消費税がかからない場合、40平米から適用できない見通しです。2022年末まで、従来通り「50平米以上の家を買った人」が受けられ、かつ条件を満たせば「40平米から受けられる」と思っていただければ。