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ライフスタイルを変えた画期的製品…ソニーから初代ウォークマン発売

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

音楽の聴き方を変えた画期的製品 

1979年の今日(7月1日)、携帯音楽プレイヤーの代名詞的存在であるソニーの「ウォークマン」が発売されました。

 

この時に発売された機種は「TPS-L2」というモデルで、インターネットから曲を自由にダウンロードできる現代のモデルとは異なり、カセットテープを再生するように作られていました。

ウォークマン誕生のきっかけは、ソニーの創業者のひとりである井深大(いぶか・まさる、1908-1997)の、出張する際の飛行機移動中にも音楽を聴きたいという要望でした。

そこで、すでに製品化されていたモノラルテープレコーダー「プレスマン」をもとにして、ステレオ回路を搭載した再生専用機が開発されたのです。

ソニー創業者、井深大(いぶか・まさる) photo by GettyImages

当時の社内では「録音機能のないこのモデルは売れないだろう」と考えられていました。

しかし、実際に販売が開始されるとこのウォークマンは飛ぶように売れたのです。この背景には、軽量ヘッドホンが流通し始めた時代であるということも挙げられます。

これによって当時の若者たちの間で「ヘッドホンを使ってウォークマンで一日中音楽を聴く」という新しいライフスタイルが確立されていくのです。

この後もウォークマンは人気商品として携帯音楽プレイヤー市場を牽引し続けました。

「ウォークマン1号機 」TPS-L2 photo by GettyImages

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