2021.06.29
# スマホ

スマホのバッテリーが「簡単に交換できない設計」、じつはこんなに“不合理”だった…!

本多 慎一 プロフィール

国内の主要スマホメーカーにバッテリーの内蔵設計の採用理由について問うと、以下のように回答した。

「お客様にとって持ちやすく使いやすい本体サイズを実現するため、内蔵式バッテリーを採用しています。最新モデルでは3年使っても劣化しにくいバッテリーの長寿命化を実現するなど、お客様に長く端末をお使いいただけるように努めております。今後もお客様の利便性や環境面への配慮に努めてまいります」(ソニー・広報部モバイル担当)

「バッテリー内蔵の構造は脱着式と比較して電池容量を大きくできるため、お客様の電池持ちの不満に対して有効な手段として内蔵化を行いました。また、サイズやデザイン面でも、内蔵化により柔軟性を持たせられることも理由の一つです」(シャープ・会長室広報担当)

なお、買い替えサイクルの短縮による売上増という狙いについては両社とも強く否定した。

 

欧米では規制への動きも

欧米では、バッテリーを交換しにくい不満や、環境意識への高まりから、スマホ修理を見直す動きが出てきている。欧州議会は2020年11月、スマホを個人が修理しやすくするなど、消費者の「修理する権利」を保護するための決議を採択した。

アメリカでも同様にスマホを修理しやすくするための法制化の議論が進んでおり、ワシントン州ではバッテリーの交換を困難にする設計を禁じる規制も検討された。

関連記事

おすすめの記事