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スマホのバッテリーが「簡単に交換できない設計」、じつはこんなに“不合理”だった…!

本多 慎一 プロフィール

大半のユーザーは電池の「持ち」が悪くなれば、田口さんのように望まざる買い換えに至ってしまうのが現実だ。実際、買い替え理由の30%程度は「バッテリーの劣化による」というアンケート調査もある。

田口さんは語気を強める。

「消耗品であるバッテリーが内蔵式設計であるせいで、ユーザーに過失のない経年劣化による交換でも『修理扱い』とされて、バッテリーの実費以外の工賃を負担させられるのはやはり納得がいきません。メーカーの設計思想のために、非合理な買い替えを促されるなんて理不尽ですよ」

 

なぜバッテリーは内蔵式?

そもそもなぜ、大半のスマホでバッテリー内蔵式が主流になったのか。

「実はスマホが世に出た当初のアンドロイド端末は、数千円の電池パックを取り換えられる交換式の機種も数多くありました。しかし、もともと内蔵式だったiPhoneの世界的ヒットの影響で2013年頃からアンドロイドでも内蔵式への追随が起こり、今ではほぼ内蔵式に置き換わってしまいました。

近年はバッテリーの容量が多い『大容量タイプ』の機種も増えましたが、バッテリーの経年劣化自体は物理的現象であり避けられません。ただ、ユーザーは購入時に交換式かどうかまでは深く考えないのかもしれません」(モバイル・ジャーナリストの佐野正弘氏)

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