知っておきたい病院に行くときのポイント

次は、病院に行くときに注意したい点について挙げてみたいと思う。

最近では、コロナの影響もあり、予約制の動物病院も増えている。以前は予約制でなかった動物病院も、最近予約制になった可能性もあるので、事前に病院のサイトなどを調べてから行くと良いだろう。

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また、やむにやまれぬ理由から、普段お世話している人とは違う人が、代理で動物病院にペットを連れていくこともあるかもしれない。本来ならば、飼い主と話しながら検査や治療方針を決めていくのが基本だ。緊急で代理の方が連れてくる場合でも、最低限下記の情報を把握して連れてきてくれたほうが診察はスムーズだ。

・飼い主の名前、住所、連絡先
・ペットの種類、品種、生年月日、性別(不妊手術をしているか)
・ワクチン接種歴、駆虫歴
・既往歴、現在治療中の病気、普段の食餌内容

以下は普段お世話している人が連れていく場合も同様だが、嘔吐や下痢などが認められる場合は、吐物や便を持っていってもいいし、写真を撮影して見せるのも良いだろう。

嘔吐物や便などは受診の際に持っていくと、原因発見に役立つことも。photo/iStock

いつから症状が出始めたか、どのくらいの頻度か、嘔吐の場合はどんな吐物だったのか、下痢ならどのくらいの固さや量、色だったか、さらに嘔吐の場合は最後に食事をした時間も把握していて欲しい。

発作や咳などの場合も同様で、家で撮影した動画があると診断に役に立つことが多い。頻度や、症状が特によく出る時間帯なども分かるとなお良いだろう。

愛犬や愛猫が急に具合が悪くなった時は、動揺してしまいがちだが、何も情報がないとたくさん検査をしなければならず、犬猫自身に負担をかけてしまうこともある。情報が多ければ多いほど、診断までスムーズにたどり着けるので、上記のことをぜひ胸に留めておいてほしい。

いつまでも元気でいっしょに暮らすために、飼い主も変化にきちんと気づくが大切だ。photo/iStock