(c)小田隆/NHK

白亜紀の日本は“アマゾン”!? “復元”したら見えてきた9000万年前、恐竜時代のニッポン

ティラノサウルスやトリケラトプスなど有名な恐竜たちが進化を遂げた時代、白亜紀。しかし、それらの繁栄のピークだった白亜紀後期、日本にどんな環境が広がり、どんな生き物が暮らしていたのかは長い間謎に包まれていました。

近年、連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地として知られる岩手県久慈市で、当時の恐竜の化石が続々と発掘されています。さらに化石とともに見つかる久慈の特産品“琥珀(こはく)”には白亜紀の植物や昆虫がそのまま閉じ込められているものも見つかっています。

こうした発掘調査から、白亜紀の日本の環境はまるで“アマゾン”のようだったことが判明。1年中暖かく、多様な生き物が息づく当時の姿が見えてきました。
(NHKサイエンスZERO取材班)

久慈市で発掘された化石/NHK提供
 

大発見!恐竜化石の発掘現場に潜入

恐竜や古生物の研究者たちがいま熱い視線を注ぐのは岩手県・久慈市です。取材班が向かったのは森の中にある発掘現場。特別な許可を得て通常は非公開の発掘調査に同行しました。

発掘の対象は「玉川層」と呼ばれる9000万年前(白亜紀後期)の地層です。日本が現在の列島の姿になる前の時代で、この時代の陸上生物の化石は日本では限られた場所でしか見つかっていません。

発掘対象の玉川層/NHK提供

早稲田大学の平山廉(ひらやま・れん)教授は、地元の博物館と共同で2012年から毎年発掘を行ってきました。

「当時の生態系というのをほぼそのまま化石として残してくれる非常に世界でも珍しい場所で、ゆくゆくは世界自然遺産になってもいいのかなと思っています」(平山さん)

早稲田大学の平山廉教授/NHK提供
編集部からのお知らせ!

関連記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/