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菅政権初の「骨太の方針」、抽象的過ぎて肝心な「背骨」が無いという残念な事態

作り手の新陳代謝が必要だ

「新たな成長の源泉」

菅義偉政権は6月18日午前、「経済財政運営と改革の基本方針2021(骨太の方針)」を閣議決定し、さらに同日夕の経済財政諮問会議と成長戦略会議の合同会議で「成長戦略実行計画」など「政府4計画」を決定した。

A4版43頁に及ぶ同基本方針の4章仕立ての目次に目を向けると、特に「第2章 次なる時代をリードする新たな成長の源泉~4つの原動力と基盤づくり~」が際立つ。

取り分け、同章の中で筆者の目に留まったのは5項の(6)経済安全保障の確保等、(7)戦略的な経済連携の強化、(8)成長力強化に向けた対日投資の推進、外国人材の受け入れ・共生、(9)外交・安全保障の強化―である。

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翌日の新聞各紙(朝刊)はこの「骨太の方針」を大きく報道したが、その中でも1面トップに「環境・デジタル投資加速―『骨太』決定、成長持続目指す」の見出しを掲げた読売新聞は、1面以下、3面(総合)、8面(経済)で大々的に報じている。

また、1面の見出し「半導体供給網に集中投資―骨太方針など閣議決定、脱炭素も支援」を掲げた日本経済新聞も5面(総合)、14面(特集)で詳報したが、1面トップ記事に「データで読む」シリーズの(地域再生)「『出生率1.8』1割が達成―144自治体、子育てに安心感」を掲載し独自色を示している。

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