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吉岡里帆と川口春奈、同クールの恋愛ドラマに出演してわかった「意外な共通点」

恋愛をしてみると…

『恋ぷに』の「古典っぽさ」

『恋はDeepに』は、とても古典的な恋愛だった。

それも学校で習うくらいのとびっきりの「古典」である。

綾野剛と石原さとみのドラマで、綾野剛は御曹司、つまり「王子さま」の役であった。石原さとみの役どころは、「人間にあらざる存在」だった。

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人と、人ではないものとの恋物語。

かなりテレビの前でくらくらした人も多かっただろう。私も一瞬くらくらしたが、ドラマをみてくらくらする経験なぞ数知れないのでわりとすぐ立ち直り、食い下がって最後まで見続けた。最後はなかなかいい味わいで、食い下がって見る価値のあるドラマだったとおもう。

「人と、人ならざるものの恋」は、千年以上前から、悲恋に終わるのがふつうである。

何かしらの縁があって人と人ではないものが出会い、やがて人に「化身」して現れ一緒に暮らし、ときには子供までもうけ、しかしその正体が知られて一緒にいられなくなり、もともとの自分の居場所へ(森とか、海とか、月とか)へ帰っていく、というのがこの物語の基本型である。

そして、このドラマもそのパターン通りに進んだ。

石原さとみが演じていたのは、海の生物の化身である。

たぶん人魚なのだとおもわれるが、明確には言語化されていない。

最初から「そう長くはいられない」と言い続け、途中「私は人間じゃないの」とも告白しており、やがて、満月で大潮の夜明けに海に入ってもとの場所(とおもわれるところ)に戻っていった。

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