2021.06.21
# エンタメ

テレビ界で大異変…!第7世代とYouTuberの「ギャラ高騰」のウラ事情

中堅タレントはテレ東、ベテランはBSへ
鎮目 博道 プロフィール

編集をやりたがらない若手テレビマン

そして、こうした「ベテラン・中堅と若手の下克上」が起きているのは出演者だけではないという。制作会社のプロデューサー・Eさんの証言だ。

「そうした傾向は制作スタッフにも起きています。今の若手テレビマンたちは、VTRを制作したがりません。VTRを制作するのはめんどくさいので敬遠する人も多くて、みんな配信の仕事をしたがります。

配信の仕事は生なので、その場で終わって、徹夜の編集作業もありません。当日2時間、D卓(ディレクターが座る副調整室の送出卓)に座って10万円です。週一回生配信があれば、月40万円になりますから楽ですよね。

それで、こうした楽な生配信の仕事の中には『40代以上NG』という依頼も多かったりするのです。制作スタッフを30歳前後の若手にして、発言の自由を重視するためだそうです」(Eさん)

photo by iStock
 

楽な仕事は若手のみにオファーが来て、大変な仕事はベテランたちが苦労して安いギャラをもらう……。そんな下克上が「裏方」であるテレビマンたちにも到来しているというのだ。

とにかく今、テレビ業界は前代未聞の激変の時代を迎えている。出演者も、裏方も、そして制作するテレビ局や制作会社、芸能事務所にも、変革の大波を避けられる者は誰もいない。

しばらく、テレビ局をはじめとする動画コンテンツ業界から、目を離すことができない状態が続くのは間違いないのだ。

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