東京一極集中に異変が…/photo by iStock
# 新型コロナウイルス

新型コロナで大異変…日本人の「東京23区離れ」が止まらなくなってきた

東京一極集中はどう変わってきたのか

東京都への人口流入に強い「歯止め」

新型コロナウイルスの感染拡大から2度目の春が通り過ぎた。春は就職や進学に伴って、多くの人が移動する。特に、東京には大勢の人が転入してくる。これが“東京一極集中”の一つの要因となっている。

だが、新型コロナは人の流れを変えた。新型コロナの影響で、東京一極集中に変化は見られたのか。

東京一極集中に異変が…/photo by iStock

「新型コロナウイルスの感染拡大が“東京一極集中”の幕を引くかもしれない――」。こんな書き出しで、筆者がいち早く、新型コロナの影響で人の流れが変わり、東京一極集中に変化が見られるかも知れないと指摘したのが、20年7月20日に「新型コロナで『日本人の東京離れ』がいよいよ現実味を帯びてきた…!」だった。

さらに、21年2月7日の「新型コロナの影響で、本当に『東京から人が減っている』のか…?」では、2020年の東京の人の動きを取り上げ、東京一極集中がどのように変わりつつあるのかを検証した。

東京都の人口は、これまで一貫して人口増加を続けてきた。しかし、2020年から2021年にかけての増加率は、前年比0.52%から0.30%へと0.22ポイントも増加が鈍った。

つまり、東京都への人口流入に強い“歯止め”がかかったということだ。年間で0.22ポイントも増加率が減少するのは、過去にはなかったことだ。(表1)

※東京都の住民基本台帳による世帯と人口より筆者作成
 

関連記事

Pick Up

編集部からのお知らせ!

おすすめの記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/