ビットコインの「ダークサイド」、乱高下を生み出したその闇を探る

犯罪、環境負荷、日本のとばっちり

3つのステージ

ビットコインの価格はこの1年間、極端な上下動を示した。その動きを見ると以下の3つのステージに分かれると考えている。

■ビットコインの対ドル価格推移

by TradingView/BIRSTAMP  縦軸:USドル

それぞれのステージを見ると、変動の原因・背景は、金融的なものだけではない。国境を越えたマネーロンダリング、極端な環境負荷。「デジタル時代の新通貨」ともてはやされる裏側にある、通常の法定通貨、金融商品とは比べものにならない”負”の側面に、市場が早くも振り回されている。

まず、プロの金融市場の通例として、ほとんどの金融商品の価格は「米ドル建」で見る。「排出量取引」は欧州が中心市場であり、例外的に「ユーロ建」である。「円建」では、ドル円為替レートの動きも混じってしまい、価格の動きがブレることがあるからである。

ビットコイン・仮想通貨(暗号資産)は、金融商品ではない(一部証券系の商品は金融商品となっている)が、同様に円建ではなく、ドル建で解説する。

 
(1) 急騰期 それまで1万ドル程度でやっていたが、2021年4月14日には6倍以上の、約6万5000ドルにまで急騰した。
(2) 暴落時 暴落し、上昇の半値(3万7500ドル)を抜け、6月19日には約3万ドルにまで暴落した。
(3) 停滞期 その後は、3万~4万ドルで停滞している。
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