山尾志桜里公式サイトより

山尾志桜里、突然の政界引退のワケ…いつも「脇が甘かった」迷走政治家の10年

そもそも、政治家に向いていなかった

「私には、政治家とは別の立場で新しくスタートしたいことがあります。そこで今回の任期を、政治家としての一区切りとしたいと思います」

国民民主党の山尾志桜里衆議院議員は6月17日、次期衆議院選に出馬しないことを表明した。国民民主党は昨年9月24日、7月に入党したばかりの山尾氏を衆議院東京比例選挙区1位に擁立した。だが政党支持率1%未満の国民民主党では、山尾氏の当選は100%不可能だ。

山尾志桜里議員(山尾志桜里公式ホームページより)

とはいえ、後足で砂をかけて出ていった立憲民主党には戻れるはずもなく、自らが戦える選挙区もない。カッコよい言葉を並べてはいるが、お金を遣って苦しい思いをして当選できそうにない選挙をするよりも、出馬しないというお金を遣わず楽な方を選んだというのが事実だろう。

 

小沢一郎に見せた「手の平返し」

山尾氏が政界入りしたのは、民主党が政権を奪取した2009年の衆院選だった。小沢一郎氏が幹事長として仕切っていた当時の民主党は、愛知7区の前職の小林憲司氏が覚せい剤取締法違反で逮捕されたため、新たな候補を探していた。

山尾氏に白羽の矢が立ったのは、35歳と若く、名古屋地検岡崎支部に勤務する検事だったことが理由だ。小林氏の薬物事件の影を払しょくするためには、「正義を追及する検察官」という要素が是非とも必要だったのだ。

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