「推し」に月10万円…オタ活のために体を売る40歳パパ活女性の告白

パパ活~新貧困時代の女たち(3)前編

ここ数年、パパ活というカジュアルな呼称で性商売に手を出す女性が増えている。

パパ活アプリを使って資金援助してくれる男性を探し、食事やデートあるいはその先の行為を提供して金銭を得ているのだ。

もちろん生活のために仕方なく、という女性もいる。しかし客観的に見れば体を売る必要などまるでない女子大生やOLまでもが、自発的にアプリに登録し、自らに値段をつけていた。

彼女たちはなぜ、パパ活に手を出してしまうのか。

筆者は20代〜40代の「パパ活女子」たちにインタビューを実施。そこから見えてきたのは、いま多くの若い女性たちが、経済面だけでなく精神的な意味合いでも「貧困」に飲み込まれているという現実だった。

※本記事は、パパ活女子がインタビューで語った内容を一切脚色せずにまとめたものです。決してパパ活を推奨する意図ではないことを注記します。

 

オタク沼から抜け出せず…40歳女性の告白

CASE3
名前:奈津子(仮名)
年齢:40歳
職業:放課後児童支援員
パパ活歴:5年

パパ活をしている理由は……呆れられるでしょうが、オタク活動のためです。

実は私、筋金入りのアイドルオタクなんですよ。14歳でジャニーズにハマりジャニオタ街道を突っ走って、そのうちデビューできないまま舞台班となったメンバーに「推し」を見つけて追いかけるようになりました。

もちろん子どもみたいな年齢の子じゃないですよ。自分と同世代で、報われていない苦労人に惹かれるんですよね。それに、売れてない方がファンとの距離が近くて楽しいんです。

現場に行ったり出待ちをしたり……コロナ禍になる前までは毎週末オタ活に出かけていましたね。

私のような舞台班は、特にお金がかかるんです。舞台チケットってライブより高くて1枚1万円くらいするし、同じ公演を何度も観に行ったり、交通費やグッズ代、雑誌、ファンクラブの会費などを合わせたら月10万円以上が軽く飛んでいきます。

ファンというより、もはやリアルに恋している「リアコ」なので、会いにいく時はオシャレもしたい。そうすると服も靴も必要だし、ネイルやエステ、ヘアサロン通いも欠かせません。

手取り18万円の仕事だけじゃ、どうしたってお金が足りないんです。

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