Htar Htet Htet さんのFacebookより

元ミス・ミャンマーが「武装」を決意…!少数民族ゲリラから軍事訓練を受ける理由

ミャンマー女性が直面する過酷な現実

ミャンマー女性が直面する現実

軍事クーデターで実権を民主政府から奪取し、軍による強圧的な支配が続くミャンマーでは、反軍政を訴える一般市民への実弾発砲など深刻な人権侵害が起きている。

クーデター発生から4ヵ月以上が経過し、これまで非武装無抵抗の反軍政運動を展開してきた一般市民の中からは、国境地帯で軍と衝突を繰り返している少数民族武装組織に身を投じて軍事訓練を受け、さらに武器を供与されて都市部に戻り、軍に対して対抗しようとする武装市民が出てきている。

そんな状況下で、軍の残虐行為に抵抗する手段として「武装」を選んだ元ミス・ミャンマー代表の女性がいる。また、著名な女性映像作家、映画監督が軍に不法に身柄を拘束され、その後行方不明となる事案も起きている。

さらには、軍に身柄を拘束され、悪名高い政治犯収容所である「インセン刑務所」に収監された女性が「女性収監者の500人にトイレ2つ、生理用品も不足」という劣悪な状況を匿名で国際的人権NGOに証言するなど、ミャンマーの女性が今直面している過酷な状況が相次いで伝えられた。

元ミス・ミャンマーが武装を決意

ミャンマーの地元メディア「ミッジィマ」や米政府系放送局「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」が6月1日、AFP通信の報道としてミャンマー人のジム・インストラクター、ター・テッテさん(32)が国境周辺で活動する少数民族武装組織と合流して、軍事訓練を受けている様子を伝えた。

Htar Htet Htet さんのFacebookより

ター・テッテさんは自身のフェイスブックに小銃を手にした写真を掲載するとともに「反撃する時が来た」とコメントした。

実はター・テッテさんは、2013年、隣国タイのバンコクで開催された第1回ミス・グランド・インターナショナル大会にミャンマー代表として参加した経歴の持ち主である。そのため、このニュースはSNS上で大きな話題となった。

 

身の安全のためとして軍事訓練を受けている場所を明確にはしていないものの、4月初め、北部カレン州で軍と対峙している「カレン民族同盟(KNU)」の拠点に密かに入り、銃の取り扱いや戦場での負傷者に対する応急措置などを含めた軍事訓練を集中的に受けていることを明らかにした。

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