by Gettyimages

人権侵害・習近平の中国はG7でとうとう自由世界の公敵に認定された

わずか8ヵ月の包囲網形成を追う

G7の「NO」

6月13日に閉幕した先進7カ国首脳会議(G7サミット)と14日開催の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の両方において、中国という国は図らずとも不在の主役となった。

まずはG7サミットにおいて、「中国問題」は議論の中心の1つとなり、いかにして「中国問題」に対処していくのかは各国首脳の共通した関心事となった。

by Gettyimages

会議の中では、問題への対処法について各国の考え方には色々と温度差があったものの、共同の意思として採択された首脳宣言は、中国の脅威に晒されている台湾問題に触れ、「台湾海峡の平和と安定の重要性」を明記した。それは当然、G7サミット史上初めてのことである。

首脳宣言はまた、中国新疆ウイグル自治区でのウイグル人に対する人権侵害について中国に「人権や基本的自由」を尊重するよう求め、香港に関しては「自由と高度な自治」を尊重するよう求めた。また、東シナ海と南シナ海の情勢への懸念を表明し「緊張を高めるいかなる一方的な試みにも強く反対する」とした。

 

こうしてG7は、中国のウイグル人や香港に対する人権侵害や自由の剥奪、そして中国の台湾と南シナ海・東シナ海に対する軍事的脅威と拡張など、中国が起している深刻な国際問題と国内問題を一々取り上げて、北京の横暴なやり方に対して「No」を突き付け、対決の姿勢を明確にしたのである。

編集部からのお知らせ!

関連記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/