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G7共同宣言の「中国シフト」に猛反発する中国の「対イギリス戦略」

ヨーロッパは中国に吸引されていくのか

G7の「中国シフト」

先週末、現地時間の6月11日から13日までイギリスで開かれたG7(主要先進国)首脳会議は、鮮明な「中国シフト」を打ち出して終了した。

共同宣言では、中国に対して、「非市場志向の政策や慣行に対処するための共同のアプローチについてG7で引き続き協議する。特に新疆や香港との関係で人権や基本的自由を尊重するよう中国に求めることを含め、G7の価値を推進していく」とした。

また、中国が台頭しているインド太平洋についても、「包摂的で、法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋の維持の重要性を改めて表明する。台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す。東シナ海及び南シナ海における状況を引き続き深刻に懸念し、現状を変更し、緊張を高めるあらゆる一方的な試みにも強く反対する」と謳った。

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G7に関しては、「イギリスでの雰囲気」は多々報道されたが、「陰の主役」と言われた中国側の動向については、日本ではほとんど伝えられない。

私はいつも思うのだが、中国に対抗し、その野望をくじこうというのなら、中国の行動や主張を深く知るべきではないか。孫子の兵法でも、「敵を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」と説いている通りだ。

そこで以下、中国の「G7シフト」、特に対イギリス戦略について見ていきたい。

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